2009年08月13日
<東名高速道路>上り線全区間復旧15日中

駿河湾を震源として起きた地震の影響で、上り線の焼津インター(IC)-袋井IC間が通行止めとなっている東名高速道路について、中日本高速道路は、「上り線の全区間復旧は15日中となる」と発表した。
同社は13日中の上下線復旧を予定していたが、崩落した牧之原サービスエリア(SA)付近の路肩ののり面が当初の予想を超えて不安定なため、応急工事の方法を変更。
このため、全面復旧の見通しがずれ込んだ。
下り線は13日午前0時に通行止めが解除されている。
お盆の高速の渋滞のピークは下りが13~14日、上りが14~16日。
お盆に限り、ETC(自動料金収受システム)搭載の普通車の料金割引(上限1000円)が平日に拡大されることもあり、対象の13日に下り線は間に合った。
しかし、上り線の全面復旧はずれ込むことになり、帰省客の足に大きな影響が出そうだ。
日本道路交通情報センターによると、下りの渋滞は、東名高速が静岡IC付近で13日午前4時頃21キロ、中央道が小仏トンネル(東京都八王子市-神奈川県相模原市)で同日午前0時半に39キロ、同7時10分に相模湖ICで25キロ、関越道が東松山IC(埼玉県東松山市)で午前6時40分に53キロ。
中央道の渋滞が深夜に始まったのは、東名を迂回したためと見られる。
(本文は、毎日新聞から引用)
お盆の渋滞のピークに、東名高速道路の下り線は間に合ったが、上り線は間に合いそうにない。
工事中の安全確保も大事で、中日本高速道路は、24時間体制で突貫工事を進めている。
地震は、交通網に大きな被害を与えた。
東名高速と中央道の渋滞は、すごい長さだ。
駿河湾地震で亡くなられた方々の御冥福をお祈りする。
2009年08月13日
「伊万里トンテントン祭」(伊万里市)奉賛会が安全対策書



今日、「伊万里トンテントン祭奉賛会」は、2006年の合戦中に起きた死亡事故をきっかけにまとめた安全対策の文書を、事故で亡くなった佐賀県伊万里市立花町の松尾賢一君=当時17歳=の遺族に届けた。
父の和彦さんは「この対策ではまた被害者が出る」とし、受け取りを拒否した。
奉賛会の副島繁記本部理事長らが松尾さん宅を訪ね、参加者に10時間の事前研修を義務づけ、合戦の回数や場所を限定するなどの安全対策を説明した。
松尾さんは、安全対策が奉賛会内部だけで議論され「合戦再開ありき」で考えられていると批判。
「事前の相談もなく、事故の検証は不十分」とした。
その上で「2年間待ったのに裏切られた感じだ。こんな対策は数年後に形骸化し、あなた方の子や孫が命を落としかねない。自分のこととして一から考え直してほしい。今後の展開次第では裁判も辞さない」と話した。
(本文は、佐賀新聞から引用)
以前から、伊万里トンテントン祭でケガをする人は多かった。
3年前、事故で若者が亡くなられたことを覚えていた。
合戦の安全対策が第一だ。
遺族は、展開次第で裁判を検討しているようだ。
亡くなられた松尾賢一さんの御冥福をお祈りする。