2009年08月13日
「伊万里トンテントン祭」(伊万里市)奉賛会が安全対策書



今日、「伊万里トンテントン祭奉賛会」は、2006年の合戦中に起きた死亡事故をきっかけにまとめた安全対策の文書を、事故で亡くなった佐賀県伊万里市立花町の松尾賢一君=当時17歳=の遺族に届けた。
父の和彦さんは「この対策ではまた被害者が出る」とし、受け取りを拒否した。
奉賛会の副島繁記本部理事長らが松尾さん宅を訪ね、参加者に10時間の事前研修を義務づけ、合戦の回数や場所を限定するなどの安全対策を説明した。
松尾さんは、安全対策が奉賛会内部だけで議論され「合戦再開ありき」で考えられていると批判。
「事前の相談もなく、事故の検証は不十分」とした。
その上で「2年間待ったのに裏切られた感じだ。こんな対策は数年後に形骸化し、あなた方の子や孫が命を落としかねない。自分のこととして一から考え直してほしい。今後の展開次第では裁判も辞さない」と話した。
(本文は、佐賀新聞から引用)
以前から、伊万里トンテントン祭でケガをする人は多かった。
3年前、事故で若者が亡くなられたことを覚えていた。
合戦の安全対策が第一だ。
遺族は、展開次第で裁判を検討しているようだ。
亡くなられた松尾賢一さんの御冥福をお祈りする。
Posted by ホンダ インサイト at 20:57│Comments(0)
│佐賀県 九州